2020.05.25 | 新着情報
オゾンは奈良県立医科大学とMBTコンソーシアムの研究グループは世界で初めてオゾンガス曝露による新型コロナウィルスの不活化を確認しました。
これまで、新型コロナウィルスに対するオゾン効果は「期待できる」という説明に留めていましたが、より明確に効果の説明することが可能となりました。
また、藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98)の村田貴之教授(ウイルス・寄生虫学)らの研究グループは、低濃度(0.05または0.1ppm)のオゾンガスでも新型コロナウイルスに対して除染効果があるということを、世界に先駆けて実験的に明らかにしました。
人体に無害とされる濃度のオゾンガスであっても、新型コロナウイルスの感染性を抑制する効果があることが、実験によって証明されました。特に湿度の高い条件では効果が高いことも明らかになりました。本研究は、特に湿度の高い部屋において、人がいる環境であっても継続的に低濃度オゾンガスを処理することで、新型コロナウイルスの伝播を低減できる可能性があることを示唆する世界初の基礎研究となりました。
(下記赤字:特定非営利法人日本オゾン協会 オゾンハンドブックP95(2)ウイルスに対するオゾン不活化効果より引用)
オゾンは強い酸化力で(ウィルスや微生物等の)細胞成分に損傷あるいはダメージを与えて不活化力を示す。そのため広い範囲の微生物に対して消毒力を発揮する。オゾンの殺菌性や抗酸性は一世紀も前から知られており、ウイルスに対する有効性は多くの研究がある。水の消毒において、ウイルスは確実に高濃度塩素で生き残るのに対して、オゾンは全てのウイルスを死滅させる特徴をもっている
CONTACTご注文・お問い合わせ